職場で、自分の間違いを認めない人に、困ることがあります。
それが、上司だったり、先輩だったりすると余計に問題が起こり、仕事に支障をきたします。
職場での問題児には、どう対応したらよいのでしょう。
職場で自分の間違いを認めない人
職場で自分の間違いを認めない人に困ったことはありませんか?
自分より先輩だったりすると余計に困ります。
そんな人には、どう対応したらよいのでしょう。
自分の間違いを認めない人の実例
後輩たちのやった仕事チェックするようにと、上司に頼まれた先輩「A子さん」。
先輩といっても、キャリアは浅く、知識もあまりない人です。
A子さんは、後輩たちの細かなミスを洗い出し、どうでもよいことまで、修正しろと言います。
ある日、仕事のできる後輩「B子さん」が、A子さんのミスを指摘すると、
A子さんは「自分の言う通りにやらなければいけない」と言い、曲げません。
B子さんは、上司に「迅速に処理するように」と言われているため、A子さんの言う通りにすると、仕事に遅れが出ます。
上司が間に入ると、結局、B子さんの処理が正しいことがわかり、A子さんは注意を受けました。
しかし、上司に自分の間違いを指摘されても、A子さんは、謝りません。
その後も、他の後輩に「自分の言う通りにしろ」と言い続けています。
職場で自分の間違いを認めない理由
A子さんのように、自分の間違えを認めないのには、いくつか理由があります。
プライドが高い
・・自分が先輩なのだから、指示をするのは自分だと思っている。
・・会社での立場が上だと思っているため、謝まって、負けを認めたくない。
人に責任転嫁する
・・教えた人が悪いと言って、責任転嫁する。
自己評価が高い
・・自分が間違えるはずはない、と思い込んでいる。
・・おぼえる能力や、指導する能力がないのに、あると錯覚している。
自己評価が低い
・・自分自身を認めていないため、部下や後輩など、立場の低い人をおとしめて、自分の評価を高めようとする。
このような性格や心理を持つ人たちは、その言動がエスカレートして、陰湿なパワハラを引き起こすことがあります。
自分の間違いを認めない人への対処法
職場で自分の間違いを認めない人には、どう対応したらよいのでしょう。
ミスを正しても謝らず、人に責任転嫁をする人への、対処法を考えてみます。
権威のある人、上司などに相談
先に述べたように、間違いを認めない人には、理由があります。
逆ギレされるのを避けるためにも、権威のある人に相談しましょう。
まずは、本人のいないところで、上司に報告します。
プライドが高かったり、責任転嫁する人の、人格を変えるのは、無理です。
間違えを認めないのが、同僚や後輩であれば、地位のある人を動かし、その人に注意してもらうことができます。
しかし、上司から注意を受けても、非を認めず、逆上して、八つ当たりする人もいます。
そのような人は、自分が正しいと思い込んでいるので、上司の注意にも耳をかしません。
注意しても非を認めない場合
上司が注意しても非を認めない場合は、上司や先輩など数人で取り囲んで、話をするのが効果的です。
ミスを認めない人は、ひとりで注意しても、注意した人の悪口を言って、終わらせることがあります。
周囲の人たち皆が、その人の行動を不適切だと思っていることを知らせないと、認識しません。
風通しのよい会社なら、管理職同士で意見を交換して、
非を認めない問題児に、周囲の人、すべてが見ている、ということを知らせる必要があります。
相手が、ひとりだと、強気に出る強情な人も、多くの人にミスを認めないことを指摘されれば、あらためる可能性があります。
弱いものいじめや、隠れパワハラは、早い段階で、その芽をつむ必要があります。
まとめ
職場で、自分の間違いを認めない人に、困ったら!
まずは、なぜ、その人が非を認めないのか、理由を考えてみましょう。
そして、仕事に支障をきたす旨を、上司に伝え、注意してもらいましょう。
それでも、自分の間違いを認めない人には、周りの人、皆が見ているということを伝えます。
間違いを認めない人を変えるのは無理ですが、業務に支障をきたさないよう、周囲から視線を送り、問題児が暴走しないように対応します。
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