誰もが知っている「うさぎとかめ」の童話。
職場でも、足の速いウサギが、亀を馬鹿にしていることって、ありますよね。
でも、結局、コツコツ努力した亀は、ウサギを抜かしてしまいます。
他人と競争するより、ゴールを設定して、それに向かって進みましょう。
仕事の適正
スピーディか正確か?
どんな仕事でも、スピーディ、且つ、正確に仕上げることは、重要です。
しかしながら、最初から「スピーディ且つ正確」を両立することは、なかなか難しいです。
ミスをすると、「急いでやったから間違えた」と言う人がいますが、急いでやることは、間違えることの理由にはなりません。
その仕事は、「急ぐ」のが重要か、「正確」にやるのが重要か、見極める必要があります。
要領のよい人
覚えるのが早い
仕事を覚えるのが割と早く、要領よくこなす人がいます。
実際に出来栄えが伴なっている場合もありますが、中には、ミスだらけの人もいます。
見直したり、確認しないため、正確な仕事ができません。
質問をして自分をアピール
自分が一生懸命やっていることをアピールするために、質問を繰り返す人がいます。
目立ちたいだけなので、質問のクオリティが低いし、同じことを何度も聞きます。
言い訳や理由を多用
仕事の質が低くても、口のたつ人は、言い訳や理由を多用します。
注意されても、上手につくろって、事なきを得ています。少なくとも、傍からは、そう見えます。
コツコツ積み上げる人
最初はゆっくり進む
最初はなかなか、業務を理解できなくても、少しずつ努力します。
理解して積み上げる
徐々に、理解して積み上げるため、時間が経っても、ブレません。
本当にわからないところだけを質問するので、正確な仕事が、できるようになります。
人の見ていないところで努力
人の見ていないところで、努力し、業務に役立つことを身につける人たちもいます。
今は、インターネットなどで、簡単に、情報にアクセスすることができます。
自主的に勉強したり、情報収集や、知識の積み重ねで、うわべだけのひとに差をつけられます。
時間をかけて実績を示す
最終的には、努力の結果が、実績となり、評価されることになります。
職場での評価
実績を評価する上司
しかるべき人が上に立っている場合は、実績を評価し、見えないところで努力している人を、引き上げます。
部下の仕事を代わりにやる上司
部下の指導をするより、自分でやったほうが早いと思うと、指導ができなくなり、人を使うことができなくなります。
または、部下の仕事を肩代わりすることで、自分の能力を示そうとする上司もいます。
能力のある部下より、できない部下の方がかわいい、といったことです。
自分に甘い上司
人に仕事を押し付けて、自分ばかり、休暇を取るような上司もいます。
自分に甘いため、部下に示しをつけることができません。
仕事上でも、同様に、責任のがれをします。
ゴール設定
自分がウサギタイプなら
自分がウサギと気づいたなら、亀と競争して優越感にひたるより、ゴールを設定して、目標に向かって進みましょう。
世の中、上には上がいるもの。
隣の人と競争するのは、意味がありません。
自分が亀タイプなら
自分の歩みがのろいと感じるなら、これもゴールの設定が必要です。
歩みがのろくても、目標があれば、それに向かって努力することができます。
コツコツ努力すれば、必ず、ゴールに近づいていきます。
亀がウサギに勝てたのは、目標をみていたからです。
まとめ
世渡り上手で、要領よく生きても、努力を怠れば、最終的に、人に抜かされてしまいます。
コツコツ努力する「亀」になって、人生後悔しないように、何かをなしえましょう。
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