NHK・Eテレで「ソーイングビー7」の放送が始まります。
ソーイング・ビーは、イギリスのアマチュア裁縫コンテスト番組です。
おなじみの審査員、エズメとパトリックが、3つの課題を評価し、年齢・性別、バックグラウンドの異なるメンバーたちが、決勝を目指します。
本ブログでは、ソーイングビー7のメンバーと順位を紹介します。
過去のシリーズ
ソーイングビー7
ソーイング・ビーは、新シリーズのコンテスト開催しました。
番組では、出場するメンバーの職業や経歴、コンテスト応募のきっかけなどを紹介します。
各テーマの3つの課題終了後、ひとりの出場者が、脱落します。
今回も、決勝を目指す、メンバーが奮闘します。
司会者
サラ・バスコー: イギリスの人気コメディアンで、前回に続いて、ソーイングビーの進行役を務めます。ジョークで、メンバーを笑わせ、ハッパをかけます。タイムキープも彼女の役目です。
審査員
パトリック・グラント: エンジニア出身のデザイナーで、紳士服に精通。パトリックは、紳士的に、服が、正確、且つ、美しく仕上がっているかを、きびしくチェックします。
エズメ・ヤング: オリジナリティと大胆さを評価する、ベテランファッションデザイナー。エズメは、服飾の講師で、審査と共に、次回につながる的確なアドバイスを行います。
メンバーと順位
定番をひと捻り
・・型紙の課題は、ツイストブラウスです。前にツイストの入ったブラウスは、縫う人の個性を表現します。縫製のポイントは、左側を上にするツイストと、袖を袋縫いにすることです。袖繰りのカーブもきれいに仕上げなければなりません。
・・リメイクの課題は、定番のオフィスシャツとスカートを、それぞれの個性を表現する服にアレンジします。大胆で独創的な、おしゃれな服が求められます。
・・モデルの課題は、
型紙の順位
1-アスマは、乳がんの専門医でランジェリー作りが趣味。:むずかしい生地で作ったブラウスは、ツイストが正確で、袋縫いもよく、柄の配置も完璧。
2-トニーRは、製造業のマネージャーから、郵便局の配達員に転職。:ツイストブラウスは、生地もよく形もきれい。裏の縫い目に少し糸が見えているが、表には出ていず、ツイストもきっちり出来ている。
3-マシューは、補助教員で、ソーイングは、亡き祖母に学んだ。:キラキラのブラウスは個性的で、ツイストもよく縫えている。
4-ヴィッキーは、警察の通信係。:よい生地を選んだブラウスは、ツイストもきれい。
5-フォーヴは、見習い弁護士。:自分らしい生地を選んだブラウスの袖口は、縫い代が見えている。
6-ローレンは、出産後に法律家の道をあきらめ、手芸店の店員となった。:袋縫いのよく出来ているブラウスは、ツイストが逆。
7-ミアは、美術が得意で、大学でデザインを学ぶ予定。:柄のよいブラウスは、ツイストが、左右逆。
8-マリアは、救急科の看護師で、自分の服を手作りする。:ブラウスは、前が平らでなく、端の見えている部分がある。
9-トニーWは、小学校の教師で、ミシンを持って学校にいくこともある。:ブラウスは、前がたるんでいて、袋縫いの糸も出ている。
10-リジーは、グラフィックデザイナー兼アニメーター。:ツイストブラウスは、袋縫いのミスで、生地が表にはみ出している。
11-ジリーは、20代のときにパリの高級ブティックで働いた経験がある。:ブラウスは、よいところもあるが、片方の袖をピンで留めていて、未完成。
12-キャサリンは、英国アカデミー賞を取ったこともあるゲームデザイナー。:ブラウスは、ツイストはよく出来ているが、袖が逆さで、袋縫いも途中。
課題の解説
ソーイングビー7のメンバーは、3つの課題に取り組みます。
「型紙の課題」と「リメイクの課題」では、メンバーの順位が発表され、「モデルの課題」の審査後に、優秀作品が発表されます。
3つの課題終了後、ひとりずつコンテストから脱落し、決勝戦に残るのは、わずか3人です。
型紙の課題
型紙の課題では、まず、審査委員から、メンバーたちに型紙が、手渡されます。
エズメやパトリックが引いた型紙は、回を追うごとに難解になっていきます。
型紙の課題は、生地を生かして、正確に、ミスなく仕上げるのがコツです。
指示に従って縫えているか、柄合わせが、きちんと出来ているかなどが、評価のポイントです。
制限時間内に仕上げないと、順位が落ちます。
リメイクの課題
リメイクの課題は、用意された中古の服や服地を、斬新で新しいデザインに生まれ変わらせます。
生地の柄や、元の服のパーツを生かしながら、大胆にリメイクすることが要求されます。
デザイン力を発揮し、実用性の高い、着られる服になっていることが重要です。
メンバーは、オリジナリティがあり、テーマに合った服に仕上げることが、求められます。
制限時間は、1時間半のため、スピーディに作品を作らなくてはなりません。
モデルの課題
モデルの課題は、実際のモデルを採寸し、モデルたちにフィットした服を作ります。
マネキンではなく、生身のモデルは、各自、体形の異なるため、フィット感が重要になります。
与えられたテーマに合った型紙を選び、自宅で予習をして、本番で修正しながら、仕上げます。
デザイン性、生地を選び、縫製、サイズ感が、評価のポイントです。
まとめ
裁縫バトル「ソーイングビー7」のメンバーは、異なる裁縫歴を持つ、裁縫愛好家たちです。
パトリックとエズメの審査は、辛口ながら、メンバーの成長を願う、あたたかいものです。
メンバーは、審査結果に顔をしかめながらも、難解な課題に挑戦します。
NHK、Eテレで、放送中されます。
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