日本の秋は、夕焼けや朝焼けが、きれいに見える季節。
日照率が高い時期だけど、適度な雲は、朝日や夕日を映えさせます。
空気が乾燥しはじめ、クリアに空を見渡せる秋に、少し足を止めて、空を見上げます。
夕焼けの美しさは世界共通
夕焼けや朝焼けを見るのが、好きです。
オレンジや赤色がきれいだし、雲によって変化があるので、ふたつと同じものがないからでしょう。
家の近くで見る夕日もきれいだけど、自然の中の日没は、また、別格です。
アリゾナの平原に広がる夕焼け
今までで、一番、印象に残っている夕焼けは、30年くらい前に、アメリカで見たものです。
友人と、車で、アリゾナ周辺を旅行していました。
アリゾナ州などは、「サボテン以外に何もない」というようなところが、多いです。
夕方、ふと見ると、一面に夕焼けが!
数十の丸い雲が、浮かんでいて、真っ赤な空が、幻想的な雰囲気になっていました。
フィルムのカメラで撮った写真を引き伸ばして、長い間、自宅の壁に飾っていました。
国土が広いアメリカならではの、平たい地平線の上に見える夕焼けでした。
チュニジアの砂漠での夕日
チュニジアで、見た夕日もきれいでした。
昼間は、ほこりっぽいのですが、外灯がないせいか、町中でもきれいな夕焼けが見えます。
チュニスから、砂漠の方に旅し、そこで、ラクダに乗りました。
ちょうど、夕暮れ時だったので、砂漠に沈む夕日を、見ることができました。
砂漠は、平和でしたが、その後、「ジャスミン革命」と呼ばれる、アラブの春の幕開けに、巻き込まれるとは思ってもみませんでした。
ルアンパバーンの川に日が沈む
最近では、ラオスのルアンパバーンで見た、夕焼けが印象に残っています。
ベトナム様式の寺院「ワットパバートタイ」から見える、夕焼けスポットです。
寺院は、川のほとりにあるので、対岸に沈む夕日が見れます。
寺院は、6時に閉まってしまうため、完全に、日が落ちるまでは、いられなかったのが、残念です。
パンタナール湿原の朝焼けと夕日
朝焼けで、一番よかったのは、ブラジルのパンタナール湿原です。
パンタナールは、国立公園でありながら、私有地です。
牧場のオーナーなどが、観光客向けに、ホテルやコテージをやっています。
私は、全6室のコテージに、数日、泊まって、のんびりしました。
朝起きると、プールに行って、朝日を眺めます。
朝食後は、ハイキングや乗馬などのアクティビティ。
暑いので、10時~11時頃には、コテージに戻ります。
昼食を食べたら、自由時間。
プールか部屋で、くつろぎます。
周りには何もないので、ホテルは、3食付きです。
夕方4時頃からに、別のアクティビティに参加して、戻ると、夕日を眺めます。
夕食を取ってからは、ナイトサファリに行ったり、室内でのイベントに参加したりします。
パンタナールでは、朝日と夕日を眺めて、食べて、のんびりしていました。
あまりに長く、ここにいると、飽きると思いますが、4~5日なら、本当にリフレッシュできます。
「あの人、何で、毎日、日の出とともに起きて、朝日なんか眺めているんだ?」と、言われていたらしいですが、自分にとっては、大切な時間でした。
まとめ
今まで、旅先などで、美しい夕焼けや朝焼けを見てきました。
自然の中で神秘的な情景に浸るのもよいですが、町中の何気ないサンセットを見るのもよいです。
ほんの少し、くつろげる貴重な時間です。
世界中どこにいても、立ち止まりたくなるような景色は、すばらしいものです。
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