職場のお局、人事の立場を利用し、個人情報をさぐる人への対応方法

新しい職場に来た新人は、まず、職場に慣れ、仕事を覚えることが、重要だと思っていました。

しかし、その前に、新人をターゲットにするお局様を、攻略しなければいけないことがあります。

立場を利用して、個人情報を探るお局様には、どう対応したらよいのでしょう？

中途採用

中途採用の社員や、契約社員、派遣社員には、新人教育がありません。

仕事の経験者として、採用されるからです。

しかし、新しい職場に行けば、何がどこにあるかもわからず、慣れるまでには、一定の期間がかかります。

お局様は、人事課の50代後半、平社員の女性。

会社のことについて説明すると言われて、ドアのついた会議室に、連れ込まれました。

雑談しましょうと言われて、「年齢」、「結婚歴」、「契約期間」等、色々聞かれた後、「前職は何をやっていたんだ」と聞かれたので、「そのようなことをお答えしないといけないのでしょうか？」と言ったら、やっと止めて、会社のルールについての説明に入りました。

後で知ったことですが、その人事の女性は、すでに採用の決まった、契約社員やパートさんの個人情報を収集して、言いふらしているようです。

本来、面接に立ち会う権限がない平社員なので、自分の立場を利用して、入社1日目に、相手の個人情報を聞き出そうとします。

通常、人事課では、そのようなことは禁じられていますが、このようなお局様には、ルールは通じません。

そのようなお局様は、たいてい、中年以上、仕事や容姿では、誰からも注目をあびません。

文房具の注文や、封筒の宛名書き程度のことしかやっていないので、時間は余っています。

自分の容姿の衰えを、髪を茶色に染めて、派手なソバージュなどにして、ごまかしています。

誰にも注目されていないのに、誰かに見られてると思い込んで、仕事中に、前髪をいじって、直しています。

勤務時間中は、たびたび席を離れ、昼食は、1時間以上も帰ってこず、戻った後に、また、出ていくといった感じです。

あまりにすることがないため、人のことを探って、暇つぶしをしているようです。

別室に連れ込まれた場合：

向こうは、誰も聞いていないことをいいことにしているので、プライベートに関することを聞いてきたら、なぜ、お答えないといけないのか、何に利用するのかなど、聞いてみましょう。

向こうは、初日ということで、言いなりになってしまうことを、想定しています。

新人側も、飲まれてしまって、つい答えてしまいます。

毅然とした態度で理由を聞いて、相手に答えさせれば、後でいやな思いをしなくて済みます。

お局ペースで、一方的に質問させるのではなく、理由を答えさせることによって、円満に撃退しましょう。

入ったばかりの新人が、人事や上司に相談するのは、なかなかむずかしいですが、職場のモラルや個人情報漏洩などを防止するためにも、報告は、したほうがよいです。。

初日に、会議室に、新入社員を連れ込んで、個人情報を聞き出すというのは、暗に誰にも聞かれないところで、作為的にしているので、やめさせないと、後で、会社側が困ることになります。

問題は、そもそも、証拠を残さないために、ドアを閉めているので、訴えを証明することができないということです。

大手企業や、大手の関連会社の場合、人権やハラスメントに関する相談窓口が、設けられていることが多いです。

契約社員や派遣社員の、個人情報を収集をしている人がいることを、電話などで、通報するのは勇気がいりますが、自分や後に続く人達のことを考えると、そういった窓口に、相談するのがよいです。

派遣社員の場合は、折を見て、派遣会社に相談して、先方の上司に、伝えるのがよいと思います。

人の個人情報を探るような社員を、人事に置いておくのは、先々、派遣先にとっても、よくないことです。

派遣会社に、上手に交渉してもらいましょう。

新しい職場に行けば、今までにはなかった問題が起こります。

適切に対応して、気持ちよく仕事ができるようにしましょう。