今やほとんどの人が持っているスマートフォン。
個人で、海外旅行に行くためには、必需品と思われています。
でも、本当にスマートフォンは、必要でしょうか。
非効率な旅も、楽しいのでは?
家族や友達とつながることを否定はしませんが、旅先で、あたふたするのも旅の思い出になります。
海外旅行にスマホはいらない?非効率な旅は楽しい
スマホは便利です。
宿の予約を確認したり、地図を表示させたり、メモを取らないで、代わりに撮影したり。
使い道は色々です。
日本の家族に連絡しなくてはならない場合もありますし、友人とつながっていたい人もいます。
旅先での行動を、ひとつひとつSNSで、発信したい人もいます。
でも、「発信」することが目的で、旅行をしているわけではありません。
今、自分が見ているもの、体験しているものを、受け取って、その時間を楽しむことを、優先した方がよいのではないでしょうか。
ガイドブックの地図を見たり、現地の人に尋ねたり、アナログな旅をすると、非効率です。
目的地に、なかなかたどり着けず、イライラしたり、不安になることもあります。
しかし、それも体験。
親切な人に道を教えてもらったり、迷って時間を無駄にしたのも、後になれば、よい思い出になります。
旅行に行ってから、長い時間が経つと、見た景色より、出会った人や、話した事柄を思い出します。
あのガイドさんは、よかったなとか、バスの中で、隣の人と話したのは楽しかったな、とかです。
不便で非効率だからこそ、現地での触れ合いが、思い出になります。
必要な予約は日本でしておこう
筆者は、海外旅行に、スマホもパソコンも、持っていきません。
地図の載ったガイドブックと、大まかな旅程表を持っていきます。
短期間の旅行なら、宿は、あらかじめネット予約するので、バウチャーも持参します。
慣れない国の1日目は、トラブルに見舞われることもあるので、初日の宿泊場所だけは、確保しておき、到着が夜間なら、お迎えを頼んでおくこともあります。
また、国内線や長距離列車やバスなどは、必要に応じて、予約することもあります。
満席だったりすると、パニックを起こすこともあるからです。
若かりし頃、バックパッカーだった時は、携帯もスマホもなかったので、行き当たりばったりの旅を楽しんでいました。
若者が泊まる、ユースホステルのようなところは、予約を受け付けていないことが大半です。
なるべく昼頃には到着して、ベッドを確保したものでした。
深夜特急の軽めバージョンと言ったところです。
深夜特急クラスになると、時間に相当な余裕がないと無理だからです。
スマホがないと困ることもある
ただし、携帯やスマホがなくて、困ったこともあります。
・・次の宿のネット予約ができない。(ネット予約の方が安い場合がある。)
・・飛行機の欠航や、列車やバスの急なキャンセルに、対応できない。
・・病気や怪我のときに、日本に連絡したり、現地の医療機関に連絡したりできない。
しかし、上記のようなことは、頻繁に発生することではありません。
もちろん不慮の事故や災害はありますが、頻発することではないのです。
筆者の場合は、不測の事態に直面すると、必ず、誰かが助けてくれました。
世の中には、親切な人もいるものです。
人の親切は、受け取って、誰かが困っていたら、自分ができることをすればよいのです。
まとめ
今は、スマホを持たずに、海外旅行をする人はあまりいないはず。
文明の利器は、困ったときや、必要な時に利用して、あとは、不便さや非効率さを楽しむのもよいと思います。
時間が経てば、失敗した思い出が、心に残っているものです。
便利な時代のアナログ旅もよいものです。
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