2020年11月8日より、海外ドラマ「グッドファイト シーズン2」が、NHK総合で、放映されています。
このブログでは、「グッドファイト2」のあらすじと感想を紹介します。
グッドファイト ドラマ シーズン2 あらすじ
海外ドラマ「グッドファイト」は、アメリカでヒットしたドラマです。
黒人弁護士が多数を占める弁護士事務所「レディック&ボーズマン」を舞台にしています。
その事務所に、白人女性弁護士のダイアン・ロックハートが入職したいきさつは、シーズン1で語られています。
「グッドファイトシーズン1」では、主要登場人物のマイヤ・リンデルの父が起こした投資詐欺事件を軸としてストーリーが進められています。
「シーズン2」では、偽証罪に問われたマイヤが、無罪になるまでを、前半で描いています。
父を助けたい気持ちが、裏目に出て、罪に問われるマイヤですが、収監されないことになってからは、もう、父とは、かかわりあいたくないという気持ちになります。
マイヤは、自分の人生を取り戻しつつ、仕事に励みます。
シーズン2冒頭、シカゴでは、弁護士をターゲットにとした、殺人事件が起こります。
裁判で負けたことを逆恨みして、その矛先を弁護士に向けた事件です。
連続性が増すにつれて、ダイアンをはじめとする弁護士の中には、メンタル的に追い詰められる人たちも出てきます。
銃声のような音に驚き、危機管理を迫られます。
同時に、大方の予想に反して、トランプが大統領になったことから、政治的な亀裂が入ります。
反トランプ勢力が、大統領を弾劾するための措置を講じようとします。
レデッィク&ボーズマン事務所も、その一端を担う仕事を、獲得しようと試みます。
シーズン2の第一話で、事務所を辞めることになった、バーバラの代わりに事務所に入ったのは、エイドリアン・ボーズマンの元妻、リズ・レディックです。
彼女は、事情があって、検事局を辞め、ボーズマンの事務所に入ります。
やり手の元検事ではありますが、元夫婦が同じ事務所で勤務するのは、やりにくいものです。
リズは、すでに、再婚し、子供もいるので、それがストーリーに反映されています。
また、主要登場人物のルッカ・クインが、妊娠するのも、シーズン2の柱になっています。
すでに別れた、コリン・モレロとの間にできた子供ですが、ルッカは、結婚しないことを選び、コリンが民主党の議員に立候補することを応援します。
ルッカは、当初、妊娠が仕事に不利になることを恐れ、妊娠を隠していましたが、やがてオープンにし、大きなおなかをかかえて、仕事に励みます。
シーズン2では、リズの加入、ルッカの妊娠などをからめて、物語は進んで行きます。
グッドファイト シーズン2 感想
グッドファイトシーズン2は、弁護士殺害事件や、トランプ大統領就任後のスキャンダルを絡めながら、レディック&ボーズマン弁護士事務所に、次々に、起こる事件を描いています。
主人公のダイアン・ロックハートは、弁護士殺害事件でメンタルを病み、マイヤ・リンデルは。家族問題を終わらせ、ルッカ・クインは、妊娠にまつわる問題を解決していきます。
シーズン2は、大きな伏線がいくつかありますが、事務所がかかわる各案件(事件)が、ドラマの主役です。
思想や政治、人種問題が、人間関係と同時に、問題定義として、ちりばめられています。
弁護士事務所は、営利を目的としています。
そのため、巨額な報酬を受け取れる案件を獲得しようとします。
依頼人を最優先して、法廷で勝たなくてはなりません。勝たずして、利益は出ないのです。
しかし、時には、それが、弱者を追い込むことになります。
アメリカでは、何事も裁判に訴え、弁護士は勝つことだけを目的としているように見えます。
しかし、どんな職業にあろうとも、人の心や信頼は、直感的に働くものだと、考えさせられるドラマでもあります。
シーズン2で、スカッとするのは、ルッカ・クインが妊娠にまつわるいきさつを、ズバズバ、オープンに言うことです。
誰が見ても、妊婦とわかるようになってからは、なおさら、自分の道を、まい進しています。
人は、変化し、助けたいと思う人を助けていくところもよいです。
シーズン2では、調査員のマリッサ・ゴールドの活躍も目を引きます。
秘書から身を起こし、調査員の資格を取り、大胆に、調査を進めます。
事務所のオーナー、ボーズマンに実力を認めさせ、昇給も勝ち取ります。
縁の下の力持ちでありながら、チームの一員と認めさせる働きをしていく行動力が、気持ちよいです。
海外ドラマ「グッドファイト2」まとめ
現在NHK総合で放映中の海外ドラマ「グッドファイト2」は、奇想天外の弁護士ドラマです。
日本人にはわかりにくい法廷闘争や、弁護の仕組みなどもありますが、人間ドラマとしても、楽しめる内容になっています。
今後も、新たなる事件が勃発していくようなので、目が離せません。
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