マスクや飛沫防止カーテン越しに話すと、「聞こえづらい」ことがよくあります。
コロナが発生する以前は、あまり感じたことがないことでした。
声がくぐもると、特に高音が聞こえづらくなります。
高音が聞こえなくなるのは、加齢性難聴と同じ症状です。
マスクや飛沫防止カーテンで聞こえづらい
コロナ禍生活が長くなってきて、常にマスクをしている状態が、1年になりました。
飛沫防止カーテンやアクリル板の設置が、多くの場所で行われています。
マスクをしながら、飛沫防止カーテン越しに話すと、どうしても声が聞こえづらくなります。
つい、飛沫防止カーテンに、顔を近づけて話したくなりますが、そこに飛沫がついている可能性があるので、顔を近づけると、本末転倒です。
常に注意を払うのも、だんだんに、疲れてきますが、気をつけなければと思いなおします。
聞こえづらいのは加齢性難聴と同じ症状
マスクや飛沫カーテン越しに話すと、声がこもりがちになります。
特に、高音がこもってしまい、聞こえづらくなります。
これは、加齢性難聴と同じです。
老人性難聴(耳が遠い)は、高音部分が聞き取れないことに、はじまります。
会話の中の高音や、特に女性や子供の高音が、聞こえなくなります。
確かに、健康診断の耳の検査も、複数の「ピーという高音」で、聴力を判定します。
加齢性難聴の場合、若い女性が話しているところが、聞こえづらくなったりします。
無意識に、テレビなどのボリュームを上げてしまうのも、高音の部分が多いです。
10代の頃は、虫の音なども、敏感に聞き取りますが、20代以降になると、だんだんに、小さな高音が聞こえなくなります。
日常生活では、問題ありませんが、高齢者の中には、聴力の衰えが早い人もいます。
老人性難聴が悪化してくると、普通の会話が聞こえなくなり、人とのコミュニケーションが取れなくなります。
テレビなどは、かなりボリュームを上げられるので、知らず知らずのうちに大音量にしています。
自分が難聴であることは、意識しづらいので、「小さな声で話している」と、家族を非難して、相手にされなくなる老人もいます。
周りの人から見れば、爆音でテレビをつけられると、騒音公害になるので、難聴の本人が意識しない限り、人間関係に、亀裂が入ることもあります。
聞こえづらいときの対処法と加齢性難聴
マスクや飛沫防止カーテンで聞こえづらい場合は、カーテンやアクリル板には近づかず、多少、大きな声を出すことになります。
大声も、感染防止にはよくないのですが、聞き取れず、誤解が生じるのはよくありません。
マスクで聞こえづらいことにより、いままで、気づかなかった難聴に、気づくこともあります。
聞こえづらくなったお年寄りの場合は、一度、病院で見てもらい、診断してもらうことが必要です。
場合によっては、補聴器の力を借りて、日常生活に支障のないようにしたいものです。
補聴器をしているお年寄りを見かけると、大きな声を出したくなってしまいますが、補聴器をしている人には、普通の声で、聞こえます。
逆に、聞こえないのに、補聴器をせず、聞こえたふりをしている方が、問題が大きくなります。
わかっていないのに、わかったふりをすると、誤解が生じるからです。
どちらにしても、快適な生活を送るために、必要な健診や、治療を受ける必要があります。
難聴は、本人が、実感しないうちに、周りが困惑することが多いです。
まとめ
マスクや飛沫防止カーテンで、聞こえづらいくなることがよくあります。
コロナが発生する以前には、あまり感じたことが、ないことでした。
マスクなどで、声がくぐもると、特に高音が、聞こえなくなります。
高音が聞こえなくなるのは、加齢性難聴と同じ症状です。
老人性の難聴が疑われる場合は、一度、病院で診断してもらい、適切な治療や対処をすべきと思います。
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