キューバには、世界遺産になっている歴史地区や渓谷などがあります。
自然や建造物も有名ですが、同時に、キューバ音楽やダンスも魅力です。
音楽が生まれた歴史と、おすすめダンス動画を紹介します。
キューバ音楽の歴史
大西洋航海時代
15世紀末のコロンブスの航海により、カリブの島々が、知られるようになりました。
その後のヨーロッパの国々の進出で、彼らの文化や言語が、持ち込まれました。
世界の音楽の融合
ラテン音楽の、ソン、ルンバ、マンボ、チャチャチャなどが、奴隷として連れてこれれたアフリカ系黒人の伝統音楽と混じりあい、今のような音楽に発展したと言われています。
ラテン音楽ブーム
1930年代以降に起こったラテン音楽ブームで、キューバ音楽が世界に知られるようになりました。
キューバ革命後
アメリカ合衆国との国交が断たれたため、音楽は、自国内で進化を続けました。
1990年代、アメリカのミュージッシャン、ライ・クーダーにより、キューバ音楽のアルバム「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」が制作され、世界中で大ヒットしました。
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのライブ映画も、全世界で公開されました。
キューバのサルサとソン
キューバで「ソン」と言われている音楽は、発展して、サルサと呼ばれるダンス音楽になりました。
現地では、伝統的な「ソン」と、もっとダンサブルな「サルサ」という言葉が、使い分けられているようです。
キューバでライブ演奏を聴くには
ハバナの旧市街
旧市街のレストランでは、昼夜問わず、専属のバンドが演奏しています。
ランチタイムは、客引きを兼ねて、数曲ずづ、小出しに演奏しています。
ミュージッシャンは、チップで生活しているので、心づけをあげましょう。
土曜の夜は、セントラル公園で、有名バンドの、無料ライブをやることもあるので、機会があったら、見に行きましょう。
トリニダー「Casa de la Musica」
トリニダーの中心部、マヨール広場の横に、野外ライブハウスの「カサ・デ・ラ・ムシカ」(Casa de la Musica)があります。
ライブは、夜9時頃から始まり、観光客や地元の人たちが、音楽やダンスを楽しみます。
サンティアゴ・デ・クーバ
サンティアゴ・デ・クーバは、音楽の町です。
旧市街には、ライブハウス(レストラン)が沢山あります。
夜の9時頃のスタートで、盛り上がるのは、深夜です。
市内の公園で、ライブイベントをやることもあるので、地元で情報を仕入れましょう。
キューバ人のダンス
一般のキューバ人たち
キューバ人たちは、音楽がかかると、自然にからだを動かします。
そのため、キューバ人は、皆、ダンスが上手いと思いこんでいましたが、すべての人が、上手に踊れるわけではないようです。
リズムに合わせて、身体を動かすのは、上手だけど、ペアダンスなどは、それなりの練習をしていないとむずかしいようです。
キューバのプロフェッショナルダンサー
プロのキューバ人ダンサーたちは、練習を重ねているので、魅力的なダンスをします。
彼らは、ホテルでパフォーマンスをしたり、ダンスの先生をやったりして、生計を立てています。
ライブハウスの「Casa de la Musica」ようなところでも、時々、プロらしき人たちが来て、バリバリ踊っています。
ずば抜けて上手いし、本当に踊るのが好きなのだと感じます。
だだし、物資の供給がすくないせいか、衣装などは、ゴージャスにできないようです。
お勧めダンス動画
これぞキューバのダンスがすてき
女性のエレガントさを引き出すダンス
みんなで楽しく、輪になってカシーノ
クラブで踊るならこれ!
キューバ音楽とダンス まとめ
キューバ訪問の際は、世界遺産の見学とともに、伝統音楽やダンスを楽しみましょう。
音楽に根差した、キューバのカルチャーを堪能できます。
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