チトワン国立公園(Chitwan National Park)は、ネパールの首都カトマンズから、車で数時間、手付かずの自然が残るジャングルです。
野生動物にも合える、カトマンズから2泊3日で行ける、おすすめ観光地です。
チトワン国立公園への行き方
カトマンズから2泊3日の現地ツアー
チトワンへは、カトマンズから、2泊3日ほどのパッケージツアーに参加するのが、最も簡単な方法です。
カトマンズには旅行会社が沢山あるので、簡単に申し込めます。
移動手段やホテルによって、料金が大きく異なるので、旅行会社を、2社以上あたって比較するのがおすすめです。
チトワンへの移動手段
チトワンへの移動手段は、空路と陸路があります。
1~2名の旅なら、ツーリストバス+ホテルをアレンジしてもらうのがよいです。料金が安いです。
3~4名以上なら、車をチャーターすると、時間を短縮できます。
大型バスでは、通常6時間くらいかかるところを、小型車なら、4~5時間で移動できます。
チャーター車の場合、休憩も自由にとれるので、子供さんがいる場合などは、特に便利です。

チトワンのホテル
ホテルは、安宿から、5つ星ホテルまで、さまざまです。
安宿は、ソウラハ村にあり、リゾートホテルは、周辺の景色の良い場所に点在しています。
カトマンズの旅行会社には、ホテルのグレードによって、様々な、パッケージツアーのプランが用意されています。
もちろん、ツーリストバスでソウラハ村に行き、ホテルを探すことも可能です。ただし、雨季の雨や暑さには注意が必要です。

現地ツアーに含まれるもの
現地パッケージツアーの料金は、ホテルのランクにより、左右されます。
通常含まれるものは、ツーリストバス代、3食付きホテル代、アクティビティ代です。
ツアー申込前に、ホテルのアクティビティを確認しましょう。
また、帰りのバスの行先を変更することも可能なので、旅行会社に相談しましょう。
カトマンズの滞在ホテルで申し込むと、コミッションを取られることがあるので、旅行会社と比較するのがおすすめです。
チトワン国立公園のベストシーズン
乾季11月~
旅のベストシーズンは、日本の冬の時期です。
9月くらいまでは、雨季なので、道路状況によって、移動がむずかしくなる場合があります。
陸路の場合、カトマンズからは、大型バスが通れる道路が、1本しかないため、9月ごろまでの雨季に土砂崩れが発生すると、全面通行止めになることがあります。
また、雨季の間は、飛行機が欠航になることが、よくあります。
雨季に訪れる場合
雨季にチトワンに行く場合、もし、出発前に土砂崩れの情報をキャッチしたら、バスはあきらめ、小型車をチャーターすることをお勧めします。
通行止めが起こっても、小型車なら、抜けやすいし、小さな道路で迂回することができます。
11月以降の乾季になれば、土砂災害は、基本的にはなくなるので、安心です。
雨季は、雨の心配があるとはいえ、草木の緑を見るのは、気持ちのよいものです。
動物に出会える時期
動物を見るのには、乾季がベストです。
公園内も、水が引くため、動物に出会うチャンスが多くなります。
ジープサファリなどのアクティビティも増え、公園内の移動も楽になります。
公園内のアクティビティ
公園内には、ホテルが用意している、各種アクティビティがあります。
選ぶのに迷った場合は、ホテルの専属ガイドに聞くのが一番です。
季節にあったもの、一番、動物に出会えるものを選んでくれます。
エレファントサファリ
アクティビティの一押しは、やはり、エレファントサファリです。
4人一組で象に乗って、公園内を見学します。
雨季でも、泥の中をどんどん進み、鼻で木の枝を折りながら、川を渡るのは、ダイナミックです。
象の鼻って、食べ物を取るためにあるためだけではなく、木を避けたり、枝を折ったりするためにあったのだと、あらためてびっくりします。
ジープサファリ
ジープで、公園内を巡ります。
ガイドによると、雨季の時期は、あまり動物が見れないので、ジープサファリは、乾季のほうがよいとのことです。
ボートツアーとハイキング
ボートで川下りをしてから、ハイキングをします。
珍し鳥などを見ることができます。

ハイキングシューズを忘れずに!
バードウォッチング
チトワンには、世界全体の鳥類の内の5%が生息しているとも言われているので、ぜひ、注意して、木々の間を見てみましょう。
ホテルのイベントのバードウォチイングは、朝食前の早朝が多いようです。双眼鏡持参で、出かけましょう。
チトワンの動物
インドサイ
他ではあまり、見れない動物が、このインドサイ(Rhino)です。
エレファントサファリ中に、見ることができます。
川べりにいることも多いので、ホテルの周辺の川を、散策してみましょう。
チトワン国立公園の行き方と観光 まとめ
チトワン国立公園は、カトマンズから、2~3泊で行ける観光地です。
都市部の喧噪を離れて、森林浴をしながら、珍しい動物を探してみましょう。
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